※2013年12月のサーバー移転失敗により2011年より前の記録データの大半が消失し、検索サイトのキャッシュなどを収集して情報の復活に努めましたが、残念ながらこの記事は復活させることができませんでしたので、再度執筆しました。
旅行の一行程として(失礼)組まれた奥華子コンサート。年1回はコンサートに行くという目標(社会勉強!)達成の為に、たまたまチケットを取った公演。正直大きな期待はなかった。CDでない生の演奏とホールの雰囲気を味わいに行くような気分であった。
アーチストのコンサート会場に訪れるのは人生初めてで、いざ入場。
パンフレットに曲目がない。普通のクラッシックコンサートには曲目があるのだが…と少々違和感を感じつつも開演。
軽く一例した奥華子と思われる人物(2階席だったので正直良く見えなかった)が何も話すことなくいきなり演奏を始める。
一言ぐらい挨拶してから演奏するもんだと勝手に思っていたのでここでも拍子抜け。
しかし、演奏が始まると空間の空気が一変し、心地よく落ち着いたピアノの音色、透き通る声。
一気に奥華子ワールドに引き込まれていってしまった。
正直、パソコンのスピーカーを介して聴く声とは比べ物にならないぐらいで鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えている。
後日調べて分かった事だが、この公演の1曲目は「蛍火」であった。今でも蛍火は私の中では奥華子の歌声とマッチするいい曲であると思っており、蛍火が1曲目だったから引き込まれたといっても言いすぎではないと思う。今でも蛍火はお気に入りの曲の1つだ。
1.蛍火
2.花火
3.夕立
4.僕たちにできること
5.ガーネット
6.楔
7.チョコレート
8.最後の恋
9.アネモネ
10.青い部屋
11.あなたに好きと言われたい
12.他人の涙
13.Birthday
14.笑って笑って
15.一番星
(アンコール)
16.Happydays
17.灯-ともしび-
所々にテンポの異なる曲が入り混じり、ずっとしっとりではなく適度に息抜きができる感じも良い。私はしっとり好きなのでずーっとしっとりでも構わないのですが。奥華子はしっとりが多いなぁ。とガーネットのイメージとは異なる意外性も発見できた。
あっという間の公演終了。なんか素晴らしく心地いい気分になっていた。
翌日の東京駅では早速1stと2ndアルバムを買い求めてしまった。ホールのあの声・音色をもっと聴きたくなったからだ。完全に奥華子の魔法の声に魅了されてしまったようだ。今回の公演の曲目が含まれている3rdアルバムが見当たらないのでネットを調べてみたらまだ発売前であった。
まさか公演が始まるまでは奥華子のCDを買って帰るなど考えもしていなかった。
帰りの新幹線で公式ホームページを良く見てみるとなんと3日後に名古屋に来るではないか!しかもサイン会もある。
よし!行こう。と迷いなく即決した自分は、公演前の自分とは何かが確実に変わったことを暗示していた。
帰宅し、1st/2ndを聴いてみるとまた少々違った奥華子が見えた気がした。