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奥華子 弾き語り 2013 Last Letter

春の陽射しの暖かさを窓越しでは感じられるものの、外は冷たい風が吹いていた日。10月の宇都宮以来実に4ヶ月ぶりの華ちゃんイベント。
でもなぜか心に曇りがある。それは、今日のコンサートが「Last Letter」だからである。このLast Letterの開催が発表された時にはファンの皆様から引退するんですか?のような質問がブログで相次ぎ、その時華ちゃんはブログで「音楽活動をやめるというわけではなく、一区切りをつけたい。Letterという縛りから脱却したい。」というニュアンスの事を話していたのですが、やはり釈然としない。

なんか今日大きな変動があるような気がする。そんな心中でした。

今日は時々ご一緒する華友さんと同行。今回のLast Letterファイナルの会場は「Zepp Nagoya」。自宅から数十分の場所なので、車で向かいました。

華友さんとちょっと早い昼食を食べ、12:40分ごろに列に並びましたが、新幹線のガード下までの長蛇の列。しかも強風に雪がちらついている中での入場待ちでした。

入場したらとりあえずグッヅをゲット。今日は2013カレンダーとポーチをゲット。

定刻を5分ほど遅れてのスタート。13:05頃。
席は2列目の右より。ピアノに座った華ちゃんの口元がぎりぎり見えるくらいの場所なので、そう悪い場所でもなかった。

ステージに登場した華ちゃんは、いつものTシャツ姿ではなく、ピンクのふわふわつるつるな女の子っぽいトップスに下は黒のカーゴパンツ。清楚感がただよう雰囲気。この衣装は、初めてのホールライブをした時の衣装で、その当時の心にリセットしてこのコンサートに臨んだとの事、決意の大きさを感じます。

1.君にありがとう
2.やさしい花
3.小さな星
4.笑って笑って
5.幸せの鏡
6.一番星
7.押し花
8.楔
9.最後の恋
10.あなたに好きと言われたい
11.ガーネット
12.初恋
13.愛を見つけた場所
14.灯-ともしび-
[アンコール]
タイムカード
自由のカメ
そんな気がした(サビのみ)

15:45頃終演。

歌っている途中もいつもの声が突然裏返る感じ(失礼!)とは違った、明らかに震えた声で、これは悪い予感が的中しそうな雰囲気の中、じっとりソングがいつもに増して悲しく聞こえてしまう。周辺の方でもう号泣状態の方も。いつもと違う雰囲気にファンの方ならもう分かったのでしょう。

そして、コンサートも終盤で華ちゃんから遂に告げられました。
大まかには
・ツアー中なのに実は次のツアーも決まっていて、CDのリリースもあって、すごく多忙でそれに追われてしまっている。
・なので、一度ここで区切りを付けて、立ち止まって心を休め、新たなものを吸収する時間が欲しい。
・そして、本当にみんなに伝えたい曲が書けたらその時はまたみんなの前で歌いたい。
・でも、もうこんなに大きな会場ではできないかも知れない。
・一度立ち止まったらもう歩き出せないかも知れない。
・でも全曲ライブとかやりたい気持ちもある。
・だから、勝手だけど待っててくれますか?
当然録音とかしてた訳ではないので、記憶の中から要約したものなので、ニュアンスだけ感じ取ってもらえればと思います。

華ちゃん自身もすごく迷いがあって、今後はたぶん華ちゃんもまだ決められていないのではないかと思います。

事実上「無期限活動休止」ということになるかと思います。

しかし、まだバンドライブがあります。悲しいお知らせではありますが、笑って華ちゃんを送り出そうそう思ったのは私だけではないと思います。